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都市部における緑化事業の起爆剤として期待される屋上緑化

進む地球規模の温暖化と気象変化

南極や北極の氷が解けて、海面が上昇し、島で構成される国々が消滅の危険に瀕しているというニュースが最近増えています。いろんな原因で進む地球の温暖化は文字通り地球規模で様々な影響を生み出しているようです。日本でも、近年頻繁に発生しているゲリラ豪雨が気象変動によってもたらされていると指摘する人もいます。温暖化の最大の原因は、私たちが発生させている二酸化炭素だといわれています。経済規模が成長すれば、それだけ二酸化炭素の発生量も増えていきます。低炭素時代を目指すことが重要な理由がそこにあるようです。いずれにしても、打てる手はすべて打つことが必要なことに変わりありません。二酸化炭素排出量を減少させるため、身近なところから努力するべきでしょう。

コンクリートで覆われた都会に少しでも緑を!

狭い国土の日本では、都市部に人口が集中し、その結果地表がコンクリートやアスファルトで覆われるようになりました。自然の土と異なり、水や温度の吸収や放出が機能しにくいという特徴を持ちます。コンクリートやアスファルトは、熱を蓄積しやすく、これが都会全体の温度を上昇させる原因の一つになっていると指摘されています。自動車や空調システムの普及も同じように都会のヒートアイランド現象に一役買っていますが、熱を蓄える効果が高い地表がやはり大きな影響を及ぼしているようです。したがって、出来るだけ緑化を進めることが都会の温度を下げるために有効だといえます。

ビルの屋上を利用した緑化事業の推進

そこで、最近注目されているのが都会に集中しているビルの屋上を緑化するという考え方です。地表がコンクリートやアスファルトで覆われている以上、緑化できるスペースには限りがあります。すでに、既存の公園や道路の街路樹は飽和状態にあり、まとまった新たな緑化対象面積の増加は見込めないのが現状です。しかし、都市部に密集するビルの屋上を緑化すれば、その総面積はかなりのボリュームになります。もちろん、これにはビルの所有者や利用者の理解が不可欠です。しかし、地球規模で進む温暖化による影響は、私たち全員の問題だといえます。ビル屋上の緑化が少しでも進むことで、都会の温度を下げることができるなら、積極的に推進していくべきでしょう。

屋上緑化によく用いられる最適な植物としては地被植物が挙げられ、タマリュウやツルマサキ、ブルーパシフィックなどの種類があります。